Friday, September 27, 2013

そんなやつ、おらんやろー と腹が立ちましたがiPhone5sはsoftbankと契約することにしました。

 そんやつ、おらんやろーというのは大木こだま・ひびきの有名なギャグですが今日はそんなやつおらんやろーという話です。

2013年9月16日付当ブログ「実質0円というまやかし」の中でiPhone4sを使い続けるよりもキャリアを変え5sに変更したほうが得みたいだと書きました。前回はau継続、docomoへのMNPの2社の比較でしたのでsoftbankのショップにも聞いてきました。

ニュースでも下取りがあるなどと言っていましたし、図2のようにsoftbankのwebsiteでもMNPのお客様にはスマホ下取り割があると書いてあります。2年間にわたって-1000円ですから今後2年間の支払いは24000円減るわけで大きな割引だと期待していました。しかし、ショップの店員に聞くとソフトバンクの携帯は下取りするが、他社の携帯は下取りしないと言われます。MNPを求める他社のユーザーがsoftbankの携帯を持っているはずがないので、ショップの店員は何も知らなくて困ると思い、softbankに電話してごらんとお話ししました。するとsoftbankのiphone担当という方も同じことを言われます。図4の店頭で配っているチラシにもMNPで下取り割があると記載され、チラシにはsoftbankの携帯しか下取りしないとは書いていないので、担当の方にあなたも勉強しないといけませんよとお話ししました。

そして本日、softbankのカスタマーセンターからお電話を頂きました。sodtbankの携帯しか下取りしないというのがルールだとやはり言われます。他社からMNPで来る人がsoftbankの携帯を持っているはずもないのにMNPで下取りするというのは誇大ないし虚偽の広告ではないかとお話ししたところ、以前にsoftbankの携帯を使っておられ、MNPで他社に変わった後、また帰ってくる人ならsoftbankの携帯を持っているのだからそういう人には書いてある通りに下取りします、だから虚偽でも誇大でもありませんと言われました。

かつてのsoftbankユーザーでスマホを所有しており、他社にMNPで移って、また古いスマホを持ってsoftbankに帰ってくるなんて人がいるのでしょうか?

そんなやつ、おらんやろー って思います。まあ仮にそんな変わった人がわずかにいても、そのわずかな人のためにwebsiteで大々的にキャンペーンを張り、チラシを配るのでしょうか?

不当景品類及び不当表示防止法という法律があります。その第4条には下記のように書いてあります。

次の各号のいずれかに該当する表示をしてはならない

二 商品又は役務の価格その他の取引条件について、実際のもの又は当該事業者と同種若しくは類似の商品若しくは役務を供給している他の事業者に係るものよりも取引の
相手方に著しく有利であると一般消費者に誤認される表示であつて、不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められるもの

まさにこの第2号に該当する表示だと思います。

そんな人もいる筈だから嘘じゃありませんというカスタマー担当やsoftbankに腹が立ちます。しかし、それでもdocomoにMNPで移るよりも割安なので契約した私にも腹が立ちます。他社より割安なのだから、こんな誘引策で消費者を欺いて怒らせるよりもこんなキャンペーンをしなければよいのにと思います。

できもしない期待を煽って顧客を裏切ることで、期待を煽る側も失うものは少なくありません。他山の石としなければなりません。


注: おおきこだま・ひびきさんの図は下記のブログから引用しました。お断りをブログに残してきましたが、主様から駄目よと言われれば削除する予定です。
http://gockygocky.jugem.jp/?month=200712

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