種々の理由で、今までかかってきた病院から、かかりつけを変える方がおられます。今までかかってきた先生が転勤になったからだとか、先生に叱られたからだとか本当に理由は様々です。入院可能な医療機関から入院可能な医療機関へかかりつけを変えるケースの一つの理由は「そこで家族が亡くなった」という理由です。
そこに行くと亡くなったご家族を思い出してしまうからとか、あるいは悪かった対応を思い出して腹が立つとかそれも色々です。
医療機関のホームページで、難しいケースが救命できたという話が公開されることはあっても、亡くなられた方のことに触れることは稀です。しかし、「死」は避けて通れない必然です。
お盆がきます。ハートセンター開設から約5年が経過し、亡くなられた方ももちろんおられます。ご主人が亡くなられてもハートセンターに通院を続けておられる奥様が少なくありません。本日もそのような方がいらっしゃいました。家族が受け入れることができる「死」であったと考えてよいのでしょう。ともに故人を偲ぶ大事なお盆です。
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