2012年10月30日火曜日

本日、職員家族のインフルエンザワクチン接種、1回目が終了です。

 医師になってから鼻水が出たり咳が出たりするような軽い風邪をひいたことはあっても、寝込むような風邪になったことはほとんどありません。最後に寝込むような風邪を引いたのは14年前でしょうか。年末に福岡から、両親に会いに大阪へ新幹線で向かった後、数日して高熱が数日続き、3日ほど病院を休んだのが最後であったと思います。今から思えばインフルエンザであったのだろうと思います。確か、流行した年です。何故、あまり風邪をひかないかを冷静に考えれば、気合が充実しているからではなく感染機会が少ないからだろうと思っています。循環器外来に風邪症状で来られる方がほとんどいないからだと思っています。

 自分自身に感染機会が少なくても、家に小さな子供がいると幼稚園や学校で子供たちが感染し、親も感染するということはよく起こります。感染機会の多い子供たちと同居している家庭は感染のハイリスクであると思っています。そんな考えで、鹿屋ハートセンターでは開院以来、同居家族のインフルエンザから職員を守るため、ひいては通院している患者さんを守るために職員だけではなく、職員の同居家族にも無料でインフルエンザワクチンの無料接種を行っています。同居している子供さんがインフルエンザに罹患すれば、子供さんの看病のためにその職員も休まなければなりませんし、患者さんを護るために休んでもらっています。そうした事態が発生しにくいように職員の家族を含めての感染対策であると思っています。

 開院から6年が経過し、6年前にワクチン接種に初めて当院に来た職員のお子さんも大きくなりました。自分の子供の成長のように、職員の子供たちの成長が楽しみです。鹿屋ハートセンターという小さなコミュニティの感染対策と同時に、鹿屋ハートセンターに集う家族を大事にする年に1回の集合です。

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