本日の話は、PCIのことでも医療のことでもありません。このブログは鹿屋ハートセンターのものとして始めましたが、個人のブログとして位置づけを変えたのでこんなことも書いてよいかなと思って書いています。
今年の正月は、重症患者の管理に追われ休みらしい休みも取れなかったので、2/9の1泊だけ、佐賀県太良に家族と出かけてきました。行きは九州道から長崎道に入り太良にむかいました。帰りは同じ道もつまらないだろうと長崎県多比良港 から熊本県長洲港までの有明フェリーを利用することにしました。
初めて通るルートです。カーナビで太良から多比良港に至る道路を調べると堤防道路というのを使うと十数キロのショートカットになると示しています。開門か否かで議論のある諫早湾の潮受け堤防の上を道路が通っていることを知りませんでした。
上段の図は国道207号線から堤防道路にむかって左折してすぐのGoogle street viewです。海の中を通る堤防や対岸の島原が見えます。ここから数百メートル走行したところで警察の検問に止められ、スピード違反と言われました。50km/hの制限のところを66km/hで走行していたので16km/hの速度超過とのことでした。
左折後数百メートルしか走行していないので、スピードを出しているつもりもなかったですし、50km制限の標識にも全く気付いていなかったのです。こんなことにも気づかないのならドライバー失格だなと思い、違反切符にサインする前にどうして気づかなかったか標識を確認してからサインをさせてくれと警察官に頼みましたが、サインをしてから確認すれば良いだろう、サインしたくなければサインしなくても良いのだぞと簡易な処分では済まなくなるぞとばかりに言われたのでこの位の事でもめるのもと考え、サインしました。
速度制限を見逃すなんて、まだ免許を返す年齢でもないのにと思いながら確認したのが本日のGoogle Earthの写真です。上段の写真には確かに50km制限標識が設置されています。下段の図で言えば私が記した黄色いサークル当りです。左折直後、あるいは左折中のドライバーの視線にこの標識は入るのだろうか改めて思います。
もちろん、今回の処分に異議を唱えるつもりはありませんし、自分の非を認めない訳でもありません。しかし本来、速度制限は交通安全に資するためのものと理解しています。であれば、分かりやすい標識にして安全を確保するべきではないかと思います。こんなところで言っても始まりませんが、長崎県警には改善を望みたいところです。
誰も読まないくらい小さな字で書かれた生命保険の約款にも似た、詐欺にでもあったような印象を与える警察行政のあり様です。
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