Fig. 1 RCA on 29, Nov. 2010 |
問題はRCAです。冠動脈造影もCTも画像診断です。どちらが真実を現わしているのでしょうか。2つの画像診断の結果が矛盾するのなら機能診断です。pressure wireでFFRを測定してみたところ0.85でした。造影でそれほど高度狭窄ではないという判定の方が機能診断に近い結果でした。ではCTはoverestimateしたのでしょうか。もちろんその可能性はあります。しかし、この3日間のヘパリン化で狭窄が軽減した可能性もあります。いずれにしてもconservative strategyで無駄なPCIをしなくてすんだわけですから患者さんはHAPPY!!です。
この方はストロングスタチンを内服して既にLDLは100mg/dl未満です。次の手を考えなくてはなりません。EPAの追加でしょうか?(Fig .4)
本日はこのケースを含めて3例のPCI、SFA完全閉塞に対するPTA 1例、診断カテ1例の5例でした。
Fig. 2 Coronary CT on 26, Nov. 2010 |
Fig. 3 LCA on 29, Nov. 2010 |
Fig. 4 JELIS trial |
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