2011年3月18日金曜日

親が頼りないと子供たちがしっかりとするようです

福島の原子力発電所の事故に対す避難指示を受けて、埼玉県、栃木県、茨城県、山形県、新潟県等で避難民の受け入れを行っているとの報道を見て、本当に日本は捨てたもんじゃないと思います。神戸や広島もです。九州でも数は少ないのですが、大分県などでの受け入れが始まっています。鹿児島市内に来られた方もおられます。

災害対策基本法原子力災害対策基本法、昨日書いた国民保護法で避難を指示する権限と、避難に必要な移動手段を確保できる政府が頼りないと、地方自治体がしっかりとするようです。

ただ、この仕組みで避難できる方はまだ恵まれている方のような気がします。既に各避難所での死亡が次々と報じられる中でやはり福島だけではない広域の避難の計画が必要だと思います。

被災者に発症する循環器の急病に対応できるかという日本循環器学会からの呼びかけに日本中の多くの医療機関が手を上げています。北海道から沖縄までです。避難されている方たちに発症した重病に対応できる拠点病院の設定、その近傍に設営する避難所があれば循環器救急に対応可能です。

子供たち任せにせず、親がしっかりしないといけません。

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