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Coronary CT on 4th, OCT. 2010 |
月末、月初めはレセプトのために症状詳記を書かなければなりません。本日は日曜日ですが詳記を書いています。この方は2010年10月7日の当ブログ
「嫁を褒める亭主、子供をけなす親」で載せたケースです。この方の症状詳記を書いていて、この方も古いbare metal stentの再狭窄だったと思いながらCTをもう一度見てみました。やはり10/28の当ブログ「
64列MDCTでfractureが確認できたbare metal stent植込み後10年目の再狭窄のケース 」のケースと同じようにCTで見るとステントに段差が見えます。このようなstentの段差を見ても16列で検査していた頃は本当にfractureなのかmotion artifactなのか自信が持てませんでした。しかし64列になって自信を持ってfractureと判断できます。この方も2000年のbare metal stent植込みです。10年の耐久性で作られているステントのfractureによる再狭窄はことのほか多いのかもしれません。10年目の危機かもしれません。薬剤溶出性ステントのfractureやlate catch-upに気をつけるだけではなく古いbare metal stent植込み患者にも気をつけなくてはなりません。
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