|
Sep. 2007 |
|
Oct. 2010 |
本日のCTの方です・2007年に回旋枝にTAXUSを植込んだ方です。半年後にも再狭窄を認めませんでした。PCI後、一貫して無症状です。2007年のLAD近位部に、中等度狭窄を認めました。下段は本日のものです。明らかに狭窄度は悪化しています。この方の総コレステロールは184mg/dl、LDLは108mg/dlです。空腹時血糖も90mg/dlです。もちろん喫煙はしません。やはりLDLは100mg/dl未満にコントロールすべきなのでしょうか。100mg/dl未満にコントロールすればこの悪化は防げるのでしょうか。LDLが108mg/dlの方にスタチンを処方して保険診療で許されるのでしょうか。RCTで示される内服による改善と、個々のケースでの改善の狭間で考えさせられることは多々あります。だからこそ現場の臨床で面白さもあるのですが、困難もあります。
本日は診断カテ2件、PCI1件、DDD植込みが1件でした。14時半から開始し、17時に終了です。
0 件のコメント:
コメントを投稿